民法に関する最新判例の分析と検討を通して、判例をしっかりと読み込む能力を高め、もって紛争解決と理論の調和を図るための基礎学力を養います。判例研究のほか、参加者それぞれが取り組んでいる研究テーマについての報告、討論も行われます。
参加者がそれぞれの興味を持つ問題に関係する最近の判例を研究して報告を行い、報告者に対して参加者および担当者が質疑応答を行う中で、その問題点を明らかにし、商法のさまざまな問題について考察を深めます。
法哲学の基本業績を正確に読解することを通じ、特に基礎法学・理論法学における研究方法を修得することを目指します。また、現代の法哲学で問われている諸問題の意義を理解するためのパースペクティブを身に付けることをも目指しています。
「現代憲法の諸問題」をテーマとして、法学研究科と法務研究科に所属する憲法学や周辺領域を専門とする教員7名が参加し、共同で展開しているものです。履修している大学院生の研究報告にもとづいて、全員で討論を行います。
「国際宇宙法の最前線を学ぶ」をテーマとして、宇宙環境に有害な活動の規制、宇宙活動の紛争解決、ITU法体制といった諸問題について、国際宇宙法の欧文文献を輪読し、討論をすすめています。
国際法の基本的な英文文献を読み、そこに含まれる論点・問題点について、全員で検討・討議をしていく授業です。