政治学専攻は、政治思想、政治・社会、日本政治、地域研究・比較政治、国際政治という5つの専門領域から構成されています。政治思想は中世・近代・現代・東洋・比較政治思想史、政治哲学など、政治・社会では現代政治理論、行政学、社会階層論、社会変動論、マス・コミュニケーション論、現代社会理論など、日本政治は近世・近代・現代・戦後日本政治史、日本政治思想史など、地域研究・比較政治ではアフリカ、中東、中国、ロシア、ラテン・アメリカ、アメリカ、東南アジア、朝鮮半島、比較地域研究など、国際政治は現代国際政治、安全保障、国際政治経済、西洋外交史、日本外交史、東アジア国際関係などを研究対象としています。

 なお、政治学専攻修士課程には、「公共政策専修コース」と「ジャーナリズム専修コース」が設けられています(詳しくは「専修コース」のページをご参照下さい)。

指導指針と育成する人材像

 政治学専攻課程の目指す指導方針・教育目標は、政治学の理論・思想・歴史についての知見を深め、グローバルな観点と比較の観点を持ち、今日的な課題を歴史的文脈に位置づける思考能力と課題発見・解決のための政策指向性を修得することにあります。

 政治学専攻課程の5つの専門領域は相互に関連しているため、領域横断的な研究を深めることができます。自分の専門性を深めながら広げていくことで、思想・歴史を重視し、グローバルと比較の観点から現在の構造的また喫緊の課題に取り組む政策指向型の研究者・実務家の育成を目指しています。

 また、「公共政策専修コース」では高度専門公務員・政策専門家の養成、「ジャーナリズム専修コース」は政治に強く社会問題に通じたジャーナリストの養成を目指しています。

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